エールを送り続けてますよ

こんにちは・・・上溝事業所 安井です。

 先日4月28日、ここ上溝事業所では、プロの方によるドローン撮影が行われ、人生初の生ドローンに、これまた初の我が事業所の映像を見ることができました。この後、編集をされるそうですが、この臨場感がたまりません。入り口のアーチに模った淡い黄色のモッコウバラの門をくぐり、爽やかな春の風を巻き込んでドローンの風と共に室内へ入り、ぐるっと一周。そして外へ出て事業所全体で締めくくっています。いつも居る場所ではない不思議な感じでした。

 さて、時々そんなサプライズを体験しながら、利用者の皆さんは、ゆっくりした時間の中で、各々のペースで作業をしたり、笑ったり、時には一緒に考えたり・・・。最近、ガーデニングに利用者の方とお手伝いに行ったり、アロマファーム(畑をカッコよく呼んでます)に足を運んだりする機会がありますが、その時間が私は大好きです。「あぁ、皆と一緒に今生きてるなぁ」とつくづく感じます。一緒に何かをしたり、話したり、地域の方に素敵な笑顔で話し掛けてもらったり、何でもないような一日の繰り返しですが、そこで垣間見る利用者の方の生きる力だったり、回復力であったりは、私達スタッフにも大きな力を送ってくれているかの様に思えるのです。「共に生きる」ってこういう事なんだろうなぁ・・・。

 現在23名の利用者の方が、私達と一緒にこの時間を生きています。この23名分の力の風と笑顔はものすごく力強くて、スタッフ5名に日々吹いており、私達スタッフの大きな活力源となります。どんな栄養剤よりも効き目があります。「今日も笑って、みんなと一緒に、1日を乗り切ろう・・」そんな気持ちにさせてくれます。本当に、まるで魔法にかかったみたいに・・・

 大きな魔法にかけられたスタッフ5名は、笑顔とみんなの力を受け、5人で1つになって、大きな大きなエールの風となり、利用者のみんなへ「とどけ」と、さらなる素敵な笑顔で、今日も上溝事業所上空を吹きわたっています。