こんにちは! 上溝事業所です。
今年の11月は暖かい日が多く、いつ冬が来るのかなと思っていましたが、
12月に入ってからは気温も下がり、暖房のお世話になる日が多く本格的な冬の到来を肌で感じています。
寒くなってきてはいるものの、事業所の畑では、赤く色づいたトマトの収穫が行われ、
「トマトは夏に採れる野菜なのにどうして今頃とれるの?」と、
寒くなってきた時期のトマトの収穫に疑問を持ったAさんから質問を頂いたことがきっかけとなり、
トマトの収穫時期について調べた結果・・・
夏は元より、トマトの成長に適した気温が低く昼の時間が長い春と、
気温が下がり始め空気の澄んでいる秋の環境に合わせ育てることで、
トマトは収穫できるようになるそうです。
利用者さんに、トマトが秋~冬にかけ収穫できる理由を伝えると、
「そうだったのか~、しらなかったよ。」
と分からない、知らない情報をインプットする事に抵抗がない様子で返答がありました。
自分の状態、ものの情報を人に伝えるのが苦手なAさんだけに、活動のどこかで職員や他の利用者さんに
トマトの情報をアウトプットできるのを待っているのですが、残念ながらまだ聞く事ができていません。
上溝事業所の畑の活動は、植物の種を植え、水、肥料を与え育てる中で利用者さんが職員と関わり会話を楽しんだり、
作業を通じ社会生活を円滑に過ごせる為に訓練する場所でもあります。
左記添付写真は、コロナ禍の中の畑作業の様子を捉えた写真です。
利用者さん同士ソーシャルデイスタンスに気を付けつつ、
きれいに除草されている畑で作業しているのが分かりますね。
畑の除草作業も、利用者さんの作業の一つです。
今回ご紹介させていただいた畑の活動の中で育てられた野菜は、
トマトだけでなく大根、のらぼうな、サツマイモなどもあり、
収穫も随時行われ利用者さんや職員が購入する以外に
無農薬野菜を使った食堂のお弁当にも使われており、
クラフト商品が多数取り揃えてられている
事業所併設の店舗にて販売しております。
是非一度、ご賞味の程はいかがですか?