~2019年4月28日「相模大野アートクラフト市」にて~
クラフト関係のイベント出店では、過去最大規模となる今回の相模大野アートクラフト市。
「ヨシっ、今日は頑張るぞ~!」と意気込んで早い時間に出店の受付をしましたが、ひと足早く開店準備を終えているお店もチラホラと…出店者さんの意気込みが感じられました。
朝から駅前広場には活気があり、休日で人出も多くて市場らしい雰囲気を満喫できた一日でした。
レインツリーに来店されたお客様に、お庭のお手入れ(ガーデニング)をしている作業所である事や、剪定した枝をリサイクルした製品であることを説明すると皆一様に驚かれ、「工夫してますね」「凝ってるね~」と、毎度のことながらお褒めの言葉はいつも励みになります。
今回の販売会で一番人気の商品は、定番商品の“木の葉型のピック”でした。ひとつひとつ表情が違い、お客様も自分に馴染むデザインを探すことを楽しみながら購入されていました。
自然木を磨いたツボ押し「ほっこり棒」は今回も好評で、お客様からネックレとして使いたいとアドバイスもいただきました。枝を輪切りにしたアレンジ製品は、「かわいい」と手に取って下さる方が多く、木のもつ素朴な手触りに心惹かれているように思いました。
“機械を使わずに、できるだけ手作業で”・・・レインツリーのクラフト『雨の木』の特徴ともいえる自然素材をつかった製品は、ハンドクラフトの良さを生かし、光沢を出すための塗料や加工のしやすい集成材などはできるだけ使わないようにしています。木工製品は多く目にしますが、来店して買っていただいたお客様には、きっとその違いを感じ取っていただけたのではと。
手間と時間をかけてつくるからこそ、気に入っていただいていると、そんな風に思っています。
閉店まで忙しく、あっという間に時間が過ぎてしまいましたが、売上目標を大きく上回り、やりきった達成感も「半端ないっ!」です。製作に関わった利用者さんたちに報告すると、「ウォー!」と歓喜の声が。事業所がまるでどこかの小さな工房のように。小さな職人たちの盛り上がりに次回への期待感が膨らみます。
PS.当日ご協力してくださった皆様方へ、本当にありがとうございました!
淵野辺事業所 溝口
~2019年5月19日「手作りマルシェ・フェスティバル」にて~
日曜日(晴れ)午前10時。JR横浜線の淵野辺駅北口のオーロラデッキで、「手作りマルシェ・フェスティバル in淵野辺 Vol.8」が開催され、レインツリーも出店しました。上溝・伊勢原・淵野辺それぞれの事業所で作成したクラフトや、畑で育てたハーブなどを店頭に並べ、私は初めての参加だったのですが、ドキドキ・ハラハラしながら販売スタッフを務めました。
「いらっしゃいませー」「どうぞ手にとってご覧くださーい」。<どのくらいの大きさの声で、どんな風に呼び込みをしたらいいのか…>ベテランスタッフの神技や周囲の出店ブースの様子をキョロキョロ見ながら、お店の前をウロウロするばかりでした。
予想以上に沢山のお客様に立ち寄っていただき、採りたてのカモミールの花束はすぐに完売しました。相模大野アートクラフト市でも好評だったピックを始め、利用者の皆さんと一緒に頑張って作ったクラフトたちが売れて、本当に感謝感激でした。
クラフト製品の販売と一緒に、作業所のパンフレットやガーデニング作業(グラスホッパー)のチラシを配布しました。「お庭で剪定した枝などを使って、障がいのある方がつくった製品なんですよ」と説明すると、興味津々に手に取られるお客様も。
淵野辺事業所に程近い駅前でのイベントだったこともあり、何人かのお客様からは、「お宅の事業所知ってるわ」とか「以前、事業所の直販店で買いました」と声をかけていただきました。
去年から地道に直販を頑張ってきて、こうして別の場所で再びお客様に逢えることは本当に嬉しいことです。周辺地域の方々が、私たちの働きに関心を持っていてくださっているんだなぁと、しみじみと有難さを噛みしめたひと時でした。
淵野辺事業所 金成